シェアリングサービスを井戸水に。自治会・商工会・公園など地域ぐるみで考える

handshake
「井戸水」というと「家の裏にある」など、大きな家にだけある「個人的なモノ」というイメージがしませんか?しかし井戸の古くは、村の中心にあり、公共の持ち物、村人たちの生命を支えてきました。
家に井戸水をひく、というと大掛かりな工事で迷ってしまうと思いますが、みんなで共有する「シェアリングサービス」と考えるといかがでしょう。
「家の蛇口の水をひねると水が出るのが当然」。ならば当然のことが当然でなくなったらどうなりますか?
今回は今話題のシェアリングサービスについて、井戸あわせてご紹介したいと思います。

シェアリングサービスとは?私有から共有の考え

シェアリングサービスとは?シェア(share)には、分け前、取り分、一つモノに対する割り当てなどの意味があります。
個人法人に関わらず、自分の持っている財産を人に貸し出す共有の考えです。「自分さえ良ければいい」という利己的な考えから「みんなが幸せに」の利他精神が必要とされます。

水の確保は、二重にも三重にも保険をかける

水は、生命を維持するのに絶対に必要です。それを家の蛇口だけに頼るのはいかがでしょうか?給水管が破損すれば終わり、非常用に蓄えてあった水は何日間もちますか?。「備えあれば患いなし」。食べ物よりも水は重要です。二重にも三重にも保険をかけておきたいところです。

大きな工事はみなで負担か公共施設を利用する

大掛かりな工事はリスクを伴う場合があります。そんな時は、仲間、ご近所、地域ぐるみで相談してみてはいかがでしょうか?一番オススメは市役所や学校、地域包括支援センター、自治会などに設置することです。
普段からこのようにコミュニケーションが取れていると、いざというとき、水道だけに限らず連絡や対応がスムーズに行きます。
AED=自動体外式除細動器が普及したように、井戸が普及することを願っています。

まとめ

おもてなし、おせったい、助け合いなど、日本人の心には利他精神の文化があります。自分さえ良ければよかった時代は終わり、助け合いの時代が戻ってきました。昨今のシェアリングエコノミーが急加速してきたのは、その証拠と言えるでしょう。
水の大切さ、モノ、コト、ヒト、など助け合いの精神、今一度ゆっくり考え直してみてはいかがでしょうか。