排水のつまりトラブルはゴメン!自分で簡単にできる予防方法


年末も押し迫り、水道トラブルが増えてきました。
・今まで気が付かなかったけど大掃除で気が付いた
・わかっていたけど放置していた不具合を、なんとかしたい
・大掃除でスポンジを流してしまった
など、年越しを機に、大掃除する方が増え、それによりなんらかの不具合が生じているようです。さらに、いつものなら、そのまま放置するのですが、12月は、その不具合を来年を持ち越したくないという思いが強いのでしょう。あわてて、修理業者へ連絡するのですね。
そこで、困ったときに焦って高額な水道屋さんへ頼まないよう気を付けてください。新聞広告の折り込みや、ポストに入ってくるチラシ、特にマグネット式には要注意!近くの所在がはっきりしている、信頼のおこえる水道屋さんを選んでください。
しかし、できるだけ、そうはなりたくないもの。普段からご自身で気をつければ、トラブルも減りますので、今回は、普段から自分でできるメンテナンスを、場所ごとわかりやすく、ご紹介したいと思います。

排水つまりについて

排水つまり修理に関しては、以前、高圧洗浄機の定期清掃をおススメしました。
建物により、水圧や配管が違います。集合住宅ですと、何階に住んでいるかにもよりますし、戸建てなら、配管の勾配も重要です。しかし今回は、もっと身近で毎日簡単に、ご自身でできることをご紹介します。

トイレ排水つまりについて

トイレットペーパーを大量に流さない。ティッシュペーパーを流すのなんて言うのは、もってのほか。
また、物を落とさないよう、気を付けましょう。物を落としてしまうと、配管を通過する小さなフタなどは、大丈夫ですが、それ以外は、溶けるということがないので、必ず詰まります。もし、その詰まったところに、汚物やトイレットペーパーがひっかかり、溢れて逆流するのですね。汚物の逆流は不衛生。修理も、便器を脱着する作業が必要で大掛かりな工事になるため、大変つらい思いをします。
トイレの周りに、小物を置くのは、控えたり、落ちないような配慮するなど、家族みんなで、物を落とさない取り組みが必要です。

洗面排水つまりについて

アクセサリーなどの小物を流すトラブルが多いです。排水管がトラップになっていれば、取れますが、ストレートだとマスまで流れています。戸建ての方は、極めて稀ですが、外マス配管にある場合がありますが、普通は期待できません。
あとは、やはり髪の毛が原因によるつまり。流れないよう気を付けましょう。

台所排水つまりについて

先日、台所つまりについて詳しく説明しましたが、まさにこの通りです。一番気を付けたい場所ですね。

浴室排水つまりについて

シャンプーやトリートメント、ボディソープなどのせっけんかすは、排水管にドロドロと溜まっていきます。厄介なのですが、市販の配管洗浄剤は、ちょっとおススメできないので、お湯を大目に流したり、こまめに排水口を清掃することをおススメします。
配管洗浄剤がおススメできないのは、その効果が不確実だから。ドロッととれたものが、かえってつまりの原因になりかねないと、考えられるからです。そもそも、それほどの効果もあるのか?というのも疑問ですが。
弊社としては、高圧洗浄など、定期的な配管清掃がおススメです。

屋外排水つまりについて

土や泥、草など原因はたくさん考えられますので、つまらないような仕組化が必要です。今は100均やホームセンターでアイデア商品が数多く出ていますので、ご参考ください。

まとめ

普段からちょっと気を付けるだけで、大抵のことは未然に防げます。とはいえ、「大掃除でスポンジを落とした!」というのは、かなり多いです!ぜひ気を付けてください。
快適な状態で、新年を迎えたいものですね。