台所排水つまりに関するプロ目線の得する情報。油カスや食べ物カスには排水ネットを活用しよう

みなさま、こんにちは!前回の記事より、「海鮮浜焼きが食べたくなり、家族でドライブへ行きました」というお声をお寄せいただき、とてもうれしかったです。ありがとうございました。
さて、今回のブログですが、先日訪問した”台所の排水つまり修理”の案件について。お客さまが「この時期に、痛い出費だ」とおっしゃっておられ、わたしもそう感じました。そこで”台所の排水の使い方”について、プロ目線で、ちょっと得する情報をお伝えしたいと思います。

台所排水ジャバラのトラップ型、直線型、塩ビ管などがあるのでチェックする

台所の排水ジャバラには、大きく分けてジャバラタイプ(画像上)と塩ビタイプ(画像下)があります。


昔に建てらえた家は、ジャバラタイプが多いです。建築の好みなのですが、最近では、半々または、塩ビ管が主流になりつつあるのかなという感じです。
では、何が違うのか。ジャバラタイプは、”蛇腹”という漢字を読んで字のごとく、蛇のようにクネクネしているので、曲線に向いています。アルファベットの”N”のように設置すると、スポンジをはじめ、ピアスやネックレスなど、物を落とした時に、一気に排水マスへ流れてしまわず、そこで止まる可能性があり、取り出せるというメリットがあります。
しかしそれは反対に、食べ物カスや油カスなども、たまってしまうということですよね。
一方塩ビ管は、見ての通り、ストレート!溝もないので、スーッと汚れも流れていきます。しかし、大きな物を流してしまったときに、一気に配管へ行ってしまい、それが外マスまで流れてくれればいいですが、途中の管で詰まってしまうと、大変です。
最近は、シンク内が2重トラップになっていて、スポンジなど大きなものが流れにくい構造のため、塩ビ化が増えていますが、お客様の建物の形状により、検討することをおススメします。

三角コーナーや排水ネットを使って、ゴミが排水へ流れないようにする

今回のお客さまもそうだったのですが、先ほどのように、すぐに排水へ流れてしまうタイプのシンクをお使いの方は、三角コーナーや排水ネットをおススメします。
昔の方は、ネットを嫌がる人が多いんですよね(笑)確かに、最後に結局洗い流すのでいらないのですが、そのような方は、逆に大きなゴミが間違えて流れてしまったときに、瞬時に止めることができません。普段より、流れないように仕組化することをおススメします。
勾配を疑う、高圧洗浄を定期的に行うなど、調査やメンテナンスをする
それでも、よく詰まってしまうという方へ。勾配という、排水マスへ流れる配管の角度が悪い可能性がありますので、勾配の調査などをしてみるといいかもしれません。
または、長年の配管清掃をしていないために、配管に汚れが付着し、排水が流れるスペースが細くなっている可能性がございます。
いずれにしろ、プロにチェックしてもらうことをおススメします。

まとめ

水回り、特にキッチンは、家の中心にあたります。
・普段からゴミや油を流さないように
・定期的なメンテナンス
を心がけるだけで、急な出費をすることなく、快適で安心に暮らせます。ぜひお試しください。何かご不安なことがございましたら、お気軽にお問合せくださいね。