防災井戸が災害時に役立つ手押し自動両用ポンプ


「もうやめて!」。そんな悲痛な声は届くことなく次なる台風19号が千葉県を襲いました。被災された方、今なお大変な状況にいる方におかれましては、一刻も早く元の生活に戻りますようお祈り申し上げます。
前回の台風15号から、井戸があらためて見直されています。そして、弊社でもおススメしているのは、停電時でも使えるポンプです。今回はこちらのポンプについて詳しくご紹介したいと思います。

防災井戸ポンプ手押し式が大活躍! テラルエレファントシリーズ

テラルは、広島県福山市に本社がある会社です。ポンプの製造や販売からスタートし、今では送風機や水処理関連などの環境機器を製造販売しています。創業は大正時代に上るという、世界で活躍する歴史ある会社です。
そのテラルが最も得意とするポンプシリーズに、防災シリーズが発売されています。普段は自動ポンプとして稼働し、災害時や停電などのいざという時には、手押しポンプとして使えるというもの。両用タイプというのがすばらしいですね。
また、もっとすごいのが設置に関して柔軟なところです。新規で設置できるのはもちろんですが、すでに設置されている浅井戸や深井戸でもあとから追加することが可能です。
現在の井戸は、停電時には使えなくなるものが多いので、それを解消してくれるのがこのエレファントシリーズ。みなさまの井戸は大丈夫ですか?

人は一日に莫大な水を消費している


わたしたちが、一日に使用する水の量を知っていますか? 弊社のサイトでも特集していますが、カタログによると一人当たりの水の平均使用量は300リットル、2リットルのペットボトルが実に150本分に及ぶと書かれています。
この数字を見ると、浴槽の水をためておく程度では気休めにしかならないことを思い知らされます。飲み水はペットボトルでとっておけますが、それ以外にかかる生活水、とくに清潔を保つための水は命に関わる欠かせないものとして、日ごろの備えを十分にしておきたいところですので、あらためて井戸について考えていただければと思います。

自治会や医療施設にもおススメの非常用井戸ポンプ


わたしは、非常用井戸ポンプの設置は、避難所や学校、介護施設や病院、役所や公園など住民と密接する場所には一台ずつ設置してほしいと願っています。
今年の台風の動きを見てもわかるように、災害はこれからどんどん増えていくことでしょう。災害を止めることはできませんが、準備することはできます。実は震災時など避難所が開設されてたくさんの方が避難したとしても、水の流れないトイレをどうするのか、大変な問題になっています。
震災大国日本の避難所生活は、貧困国以下のあまりにひどい状態だと、世界から非難されているのが現状です。また、それを県や国にいったところで、変わるころにはわたしはこの世にいないくらい時間が必要でしょう。
今回の天災を受けて、守れるのは自分しかいないのだと、より緊張感をもって感じたので、そんな中少しでも自立した生活ができるように、防災用井戸はおススメします。
積極的に自治会などの会合に参加し、声を上げていきましょう。

ポンプの修理もどうぞ

現在も使えなくなってしまった井戸などありましたら、他ではすぐ交換というかもしれませんが、弊社では、直せるものなら直したり、部品交換するなど、最善方法で復旧するお手伝いをいたします。井戸に関するお困りごとがあれば、まずはお気軽にご連絡ください。
一緒に天災に強い街を作りましょう! 非常用井戸ポンプに関するお問い合わせやご相談は、こちらから。