山武市災害用井戸水施工事例

大災害から学ぶ避難所の防災機能強化

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■災害時に避難場所となる施設等(道の駅オライはすぬま)の防災機能強化

【現状分析】
東日本大震災及び阪神淡路大震災では、被災者がもっとも困った生活上の問題点の上位に「停電や断水によりトイレが使えなかったこと」があげられた。
このことからも、災害時において食料・水などの確保だけでなく健康面や衛生面から使用できるトイレの確保は切実な問題であり、このような視点に立った避難所の機能向上が望まれている。

一番困ったこと
1位 トイレ
2位 水と食料
3位 電話の不通

【課題】
「道の駅オライはすぬま」では災害における停電時は非常用発電機が整備されていないため電源の確保が難しく、トイレも使用不能となる。
地域住民は「道の駅オライはすぬま」のトイレは24時間利用できるだけでなく、停電時も使用できると考えており、先の東日本大震災に際しては多くの人がトイレを利用するために殺到した。しかし、残念ながら停電により使用できない状態であったため住民から不満の声が相次いだ。

【目標】
災害時における住民の抱える不安・不満を軽減・解消し安心を提供することを目的に避難所としての機能を十分に果たし得る電源と生活用水の確保。

【施設案内】
総合的な防災対策の推進における施策のひとつとしての位置づけ
●広域避難所に非常用発電機を設置する。
●広域避難所に防災井戸を設置する

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