井戸の水質検査と除鉄・除菌器装置とは?

今回は、高濃度鉄を含む地下水に関するお話です。

井戸水に含まれる鉄やマンガンとは?

千葉県は、海に囲まれて高い山がないので、井戸水には、多くの鉄分を含んでいることがあります。せっかく水が出る場所でも、鉄分が多くては何にも使えません。

弊社では、必ず鉄分チェックを行いそのまま使える水かどうかを判断します。弊社では、現地調査と実際に掘ってからの水質検査が可能です。

簡易テストキットは常に常備しておりますので、井戸掘り作業後すぐに確認が可能です。ちなみに雑菌類の検査は、検査機関での確認となります。

万が一掘った後に出た場合は、別途料金はかかりますが除鉄除菌器をつければ除鉄できますのでご安心ください。

写真は、千葉県内の某所で行われた、実際のテスト写真です。

除鉄除菌器とは?

出展:テラル株式会社

「除鉄除菌器」とは読んで字のごとく、水の鉄や金を取り除く機械です。いわば、井戸の浄水器のようなものですね。

安いもので3万前後から取り扱いがありますが、浄水効果を高めるには10万前後の機械がおススメです。

弊社では、日立製、テラル製、川本ポンプ製など、信頼のおけるほとんどのメーカーを取り扱っておりますので、さまざまな場面に対応することが可能です。

除鉄・除菌の方法

簡単ですが、除鉄・除菌についてご紹介します。

除鉄は、除菌器で次亜塩素酸ナトリウムを注入することにより、鉄分(酸性炭酸第1鉄)を酸化させ、不溶性の水酸化第2鉄にして、除鉄槽でろ過除去します。

除菌は、除菌器で次亜塩素酸ナトリウムを注入することにより除菌します。次亜塩素酸ナトリウムは、コロナ禍でよく名前が出てきましたね。

以上今回は、井戸の水質検査と除鉄・除菌器についてご紹介しました。

井戸の水質検査や除鉄・除菌器に関する情報について詳しくは、お気軽にお問い合わせくださいませ。