【高額請求の危険】外マス排水に忍びよる木の根に注意

みなさま、こんにちは。千葉県内井戸掘り施工実績No.1の小林ポンプです。

さて今回は、前回ご紹介した配管清掃の補足になりますが、高額請求の危険がある「外マスの排水つまり修理」についてご紹介いたします。

なぜ外マス排水つまり工事が高額なのか

「外マス排水工事をしたら高額な請求をされた!」というお話を、一度は耳にしたことがありませんか?

これは、その会社がぼったくり会社なのかと言いますと、一概にそうとは言い切れません(ごく一部に悪徳業者と言われる会社も存在していますが)。

それがなぜかと言いますと、水筒に例えますと、毎回使うたびに洗っていれば、特にいつも問題なく使えますが、洗わずにほったらかして使う時だけチョチョっとすすいでまた使っているようだと、カビが生えてつけおき漂白をしなければならなかったり、最悪の場合は取れなくて買い換えないといけなくなったりしますよね。

配管も同じような考えでして、定期的に洗っていれば、特に問題なく使い続けることができますが、5年10年と放置していると、あらゆる問題があちこちで起きてきます。

配管は、地面の下を通っていますので、ワイヤーや高圧洗浄機(配管に工具を通す)でどうにかなればいいですが、どうにもならなければ、土を掘り返すことになり大掛かりな工事になってしまうんですね。

この時点ですでにつまり除去、ワイヤー、高圧洗浄作業などをしていますし出張料がかかります。そして今後の掘削、つまり除去、配管補修工事代金も入ってきますので、それこそ何百万円という工事になることもございます。

外壁塗装や屋根工事は目に見えますが、目に見えない「土の中の排水管」のようなところは、高額請求の危険があることを覚えてきましょう。また、そうならないために定期的なメンテナンスをかかさないようにすることをおススメいたします。

外マス排水に忍びよる木の根っこ

外マス排水のつまりの原因の一つに、木の根っこがございます。

これは、配管のどこで木の根が詰まっているかにもよりますが、定期的に高圧洗浄をかけたり、カメラ検査を定期的に行うことで予防できます。

点検口の近くに木の根が生えているようでしたらまだいいのですが、とんでもないところで伸びてしまうとかなりやっかいです。

建築士の方も樹木植栽ではそれらを加味しているはずですが、自分であとから植えるときには、このようなところにも気を付けましょう。

かかりつけ医と同じく「いつもの業者」をつくっておく

水道設備は、病気と同じようにある日突然起きてしまいます。

そのため、日ごろからメンテナンスをお願いしておくと、いざという時に安心です。

一戸建てのお客様で、長年配管清掃を行っていないお客様はぜひ一度ご相談ください。