簡単にできる水回りそうじ~浴室編
みなさま、こんにちは。寒暖の差が激しくなってきましたが、みなさま、体調など崩されていませんか?
さて前回は、台所のおそうじに関するお話をさせていただきましたが、思った以上に好評をいただき、うれしく思います。
今回は第二弾としまして、浴室についてです。夏のカビが気になる今日この頃。今回も簡単にスルッと落ちるおそうじ方法と、汚れないためのちょっとしたコツをご紹介ます。
浴室そうじも事前準備が大切
前回もお話しましたように、おそうじは、段取り一番。浴室バージョンでおさらいしますと
準備→換気扇・浴槽エプロン・排水口などはずせるものははずす→つけておく→薬剤散布→流し→洗い→取り付け。
浴室の汚れは、大きく分けて二種類。自然発生するカビと体から出る皮脂汚れです。カビには塩素系洗浄剤のカビキラーなど、皮脂汚れにはアルカリ性か酸性が有効です。台所の時同様、”スポンジ・洗剤・手袋・ゴーグル”なども、準備し、給湯のスイッチをONにしてください。
浴室そうじを劇的に簡単にする方法
先ほど汚れには、二種類あると説明しましたが、それぞれで説明します。
■カビ汚れ
”カビには、カビキラー!”、そのままですみません(笑) 市販ので最強ですので、そのままおススメします。液体は、液体のかかった部分だけ切れに漂白されますので、まず十分に水をかけ、バケツに薬剤を出し、スポンジで伸ばすか、泡タイプでまんべんなく伸ばすとムラが出ずらくなります。
噴霧器があればベストです。
あとは、放置! パッキン目地の部分は、お湯でふやかし、薬剤をハケなどで塗布。その上にラップなどで密封させると効果大。それでも黒いのが落ちない場合は、この作業を数回繰り返すと、根の深い方まで薬剤が浸透し、落ちてくると思います。
汚れは一度で落とそうとせず、繰り返し薬剤を散布します。驚くかもしれませんがカビは、ゴシゴシこするのではなく、薬剤で落とすという感じです。ちなみに、最近ではアルカリ性の薬剤が増えていますが、肌感覚では、塩素系の方が落ちるという気がしています。
■皮脂汚れ
これで落ちていなければ、カビではなく汚れです。酸性やアルカリ性の薬剤を使用していきます。そのお宅で、どのような人がどんな使い方をしているかと、素材によるのですが、浴槽にはアルカリ性、洗い場・蛇口などには酸性というイメージです。
ちなみに、さきほど塩素系を使っているので、酸性を使ったらガスが発生、”混ぜるな危険”、十分に流してください。あと、酸性はステンレス部分など酸化させるので、こちらも注意が必要です。
こちらは、薬剤とスポンジ・パッドを使っていきます。ある程度研磨が必要になるので、汚れに応じて使い分けていきますが、100均などで売っている浴槽用とか蛇口用スポンジはかなり優秀。そのあたりから試してください。
まとめ
おそうじのコツは、”モノを最小限に”です。家族が多いと、それぞれ好みのシャンプーやボディーソープなど、小さなお子さまがいれば遊び道具などで、浴室内がしちゃかめっちゃかになっていることがあります。
浴室内はカビの宝庫。余計なモノが増えれば、カビの居心地も良くなり増えていきます。ボディーソープは、家族でオーガニック性のものを共有とか、最近ではシャンプーを使わない健康法などもあるようで、いろいろ試すチャンスです。いいものを少なくみんなで共有することを習慣化すると、浴室内がスッキリするだけでなく、買い物が減り、支出が減り、労力が減りなど、プラスのサイクルがスタートします。
まずは、カビだらけのあれやそれ。捨てるか薬剤をシュッシュと。とりあえず、始めてみませんか?
※塩素系薬剤は、体質が弱い方には刺激が強い薬剤です。ご使用の際には十分に注意されてください。