井戸に関わるニューストピックス
みなさま、こんにちは。今回は、井戸について、気になるニュースを見つけましたので、3つご紹介したいと思います。
井戸で命つなぐ。阪神淡路大震災3日前に井戸設置し3カ月給水提供した神戸市92歳男性。
■ヤフーニュース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000005-mai-soci
「胸騒ぎ」がした。二つの大地震の経験された大島さんは、比較的安全だとされた場所に住んでいたにも関わらず、井戸を掘削。井戸は完成したものの、停電が起きると止まってしまうからと、ガソリン発電機を発注、届いたのは、震災3日前だったそうです。
こういうインスピレーションというのは、とても大切だと実感します。たとえば、みなさまが車の運転をしているときに、”危ない”と思ってブレーキを踏むのは初心者でして、慣れてくると、”危ない”と思ったときには、すでに、脚が勝手に動いて、ブレーキペダルを踏んでいます。
この方も、”危ない”という危険予知能力が無意識レベルに浸透していて、即行動したのが、震災前の完成につながったのだと感じます。日ごろの避難訓練が大切なのように、日ごろの備えが大切だと感じる記事でした。
知恵生かし受水槽ポンプを災害用へ再利用。一人あたり107円で実現。神奈川県相模原市
■ヤフーニュース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00031797-kana-l14
以前の集合住宅では、水をためてそこから各部屋へ供給する、受水槽ポンプが主流でしたが。しかし、そうすると水圧が弱かったり、断水したりと問題もありました。そこで、現在は、ほとんどが、各部屋へ直接給水がひいてあります。
そこへ目を付けたのが、神奈川県の団地にお住いの知恵だったのですね。43万円の修繕費でしたら、1600世帯で計算すると1世帯あたり268円。4000人という入居者の一人あたりはなんと107円の計算になります。それで、震災時に水が使えるというなら、災害用の水を用意するより安価です。もちろん、いざというときには、どうなるかは誰もわかりません。しかし、107円のリスクで、もしかしたら、震災時に水が使えるかもしれないというなら、安い投資ではないでしょうか。
また、記事にもあるように、他の集合住宅でも活用できるアイディアだと感じます。ぜひ広まって欲しいですね。
長い籠城支えた2つの井戸。千葉・君津市
■産経ニュース:https://www.sankei.com/premium/news/160820/prm1608200014-n1.html
千葉県のみなさまなら、一度は訪れたことがあるかもしれません、君津市にある久留里城。ここでは、枯れない井戸というので、お城を支えたニュースが掲載されていました。名水の里と知られる君津市では、そんな歴史があったのですね。水道水よりきれいというのには、驚きですね。
井戸水の恩恵は、はかり知れません。
この機会に、非常用食料や非難場所の確認など、点検されてみてはいかがでしょうか。