水についてもう一度考えよう

”水”に特化したサイト「aqua-sphere」さんより、とても興味深い記事を発見しました。

群馬県の大自然に生まれた筆者。大学時代に飲んだ東京の水が、金魚の水槽のような臭いがしたことにとてもショックを受けたそう。日本でも場所によっては、水の味が違んだということに興味を持ち、水について調べる道へ。現在に至るそうです。
世界と日本の水の違いについて、日本がいかに水に恵まれているかを考えさせられる記事です。よろしければ、ご一読ください。↓↓
水に恵まれたところに育つ」。
今回は、そんな日本の水について考えてみました。

人間のからだは、水でできている

サントリーさんのサイトより。

人間の体はほとんどが水でできています。性別や年齢で差はありますが、胎児では体重の約90パーセント、新生児では約75パーセント、子どもでは約70パーセント、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセントを水が占めているのです。

人は、食べ物がなくても生きていけるのに対し、水がないと生きることができません。その数字が、上記の通り。人間の体は、水でできていることがよくわかります。
忘れもしない2011年3月11日には、残念ながら、飲食物の買い占めが起きました。本能的に生きようとしたのは理解できますが、同じ日本人として、なんだか胸が苦しくなったのも確かです。
そうならないためにも、わたしたちは、井戸の普及活動を行っています。震災当時は、千葉県でも、断水や停電、液状化が発生、かなり混乱しました。今一度、自然災害について、みなさまと一緒に考えて行きたいと思います。

災害時に必要な水はどのくらいか

飲み水はもちろんですが、必要なのはそれだけではありません。人間は、清潔が保たれなくても病気になる可能性があります。震災時は、体力が弱っているうえ、不衛生な状態が続きますので、雑菌による感染の可能性があります。
手や顔、歯や体などが洗える水も必要で、こちらも飲み水と同じくらい重要だと感じています。井戸の水は飲めない井戸もありますが、こういった洗身用水としては、大活躍します。お風呂に水をはっておくというのはよく聞きますが、不衛生だったり何日も持つものではありません。そういった意味で、井戸は命をつなぐツールだと信じています。

普段から節水を心がけてみてはいかがでしょう

わたしたちは、恵まれすぎているおかげで、蛇口をひねれば水が出ます。しかし、記事にもあるように、世界のどこかでは、泥水を飲んでいる国もあり、水は有限だと思い知らされます。日ごろのから、こまめに蛇口を閉めたり、不要な水を使わないような生活を、一人一人が心がけ、水を大切にすることが必要ではないでしょうか。わたしたちのこどもや、そのまた子供たちにも、おいしい水が飲めるように、わたしたちは、今、水について考えることが必要なのではないかと感じます。
井戸や防災について、ご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。