なぜ井戸水が冬に役立つのか?
日中は、気温35度という数字を見ていたはずなのに、あっという間に秋めいてきました。
当然、秋がくればその後に冬がくるわけで、冬に備えた井戸水の利用方法についてお話いたします。
以前にも井戸水の利用方法について生活用水としての使い道を簡単に説明しました。
◇「井戸の受注が増え続ける理由について」
他にも利点はたくさんあります。
井戸水は冬は温かく夏は冷たいという一定の温度の地下水
井戸水は昔から、冬は温かく夏は冷たいと言われてきました。なぜなら、地表近くのパイプ内で温められた(冷やされた)水道水と違って、地下水は一定の温度で保たれているからです。
浅井戸と深井戸では土俵から与えられる温度が変わるので、水温に多少の違いは出ますが、16℃から18℃(日本地下水学会調べ)と言われています。当然夏には冷たく感じますし、冬には気温より高いわけですから温かく感じますね。
ということで井戸水は、年間を通して、一定の温度が保たれていると地下水ということを再確認しておきましょう。
雪かきにも活躍する井戸水の理由
雪が降った時、雪になれない私たち関東人には雪かきは厄介なものです。
そこで、路面がビショビショの雨が降った後の雪は積もりにくいと思ったことはありませんか? 家の前を雪の降りはじめからホースで水が流れるように出しておくと、積もりにくく、踏みつぶしやすいため、雪かきがかなり楽になります。
雪かきで骨折したとか、腰痛を悪化させたとか、ニュースになるほどではないにせよ、体に無理させることは間違いないので、対策をしておきたいですよね。
今は、若い人達は共働きが主流です。夜は積雪が心配で眠れなかったにもかかわらず、雪かきのために何時間も早起きして、慣れない雪道を運転したり、駅まで歩いたりしなければいけません。1日で済めばいいのですが、数日にわたることもありますよね。
井戸水を活用することで、雪かきが楽になるかもしれません。
冬に役立つ井戸水とは?
寒波がくると水道管は、凍ってしまうことがあります。
水は流れていれば多少凍りにくいので、水を止めないよう線のように少し出しっぱなしにすると良いといいます。しかし使用料で料金が変わってしまう水道水では最善策とはいえませんね。
だからといって凍った蛇口に熱湯をかけてしまうと、水道管が破裂することもありますのでやってはいけません。凍ってしまった時はタオルを巻いたり、その上でぬるま湯をかけながらでゆっくりじっくり溶かすしかありません。
忙しい朝にその時間の余裕はありますか?
その点、井戸水はどうでしょう。使用料で料金が発生するわけではありません。
夜、水の音で眠れなかったというということがないよう、スポンジなどを受けにしておいてください。そうすることで朝はいつもの時間に起きても慌てることはないでしょう。
凍結にも強い井戸水、冬に備えて検討してはいかがでしょうか。