突然お湯がでない?!そうなる前に知っておきたい給湯器の寿命
「寒い時期に給湯器が壊れてしまった」。そういう話を聞いたことはありませんか?
どうして、寒い時期にかぎってなのでしょうか。
給湯器が壊れる原因とは?
給湯器が壊れる原因の1つは、使用頻度が高くなることです。
なぜなら、水温が低い状態から適温まで温度を上げなくてはいけないので、暖かい時期よりも負荷がかかります。
夏場は設定温度も低くなっていますし、キッチンや洗面台など作業も、水でもいいかな? と思うところ、冬場はいちいちお湯が恋しくなりますよね。
当然、フル回転させてしまうので、壊れやすくなるということになります。
真冬はどうにか越せた…と思っているこの時期でも急に壊れてしまうことは不思議な話ではありません。
給湯器の寿命とは?
さて、給湯器の寿命はどれくらいでしょうか。
給湯器の寿命は、10年前後と言われています。
もし、修理となると、出張費なども含めると3万円~4万円くらいかかります。しかも、壊れやすい時期ということは、業者にとっては繁忙期。
業者と自分の都合が合わず数週間もお湯が出ない…なんてことはよくある話です。
年数によってはメーカーから部品の供給がなく、何日も回答を待った上に、否応なしに新しいものを入れなくてはいけなくなる、ということもあります。
そんな寒く冷たい日々が来ないためにも、給湯器が送ってくる寿命サインをキャッチしましょう。
給湯器が壊れるサインとは?
〇お湯の温度が上がったり下がったりする(急に冷たくなったり、急に熱くなったりする)
〇お湯を出すときに「ボンッ」と大きな音がする(ほかにも、低く唸るような音がしたり、ピーという音がするのも異音です)
〇湯船の温度が設定温度より低い(追い炊きしてもあまり温かく感じないなどもあります。)
〇給湯器からガスの臭いがする
〇お湯が出るまでに1分くらいかかる
〇排気口が黒くすすけている
〇リモコンにエラー表示がでることが増える(メーカーのホームページにエラーコードが載っています。説明書が見つからなくても大丈夫です)
〇リモコンが急にオフになる
こういったサインが1つでもあったら寿命が近くなっている可能性があります。ただし、地震の後には安全装置が働いてガスの供給がストップになっていることがあります。
強風や大雨の後は点火不良が起こっていることもありますので、ガスコンロが点くか確認し、点かないようなら屋外のガスメーターが赤く点滅していたりするかもしれません。
ガスメーターには復旧の仕方が掛けてあったりしますので、その通りに復旧作業をしてください。2~3分で復旧します。
先ほど冬は繁忙期とお話ししました。逆をいいますと夏は閑散期となります。
あれ、大丈夫かな? と思いつつ冬を無事に過ごせたら、暖かい時期にご検討いただければと思います。