井戸って何?創業50年千葉県の井戸専門店小林ポンプが解説します

井戸とは?

浅井戸用[自動]ポンプ(WT-P200Y)

井戸とは、地中深くに流れる水を電動で汲み上げる装置です。都会ではなかなか想像できないでしょうが、千葉県では普通に井戸が掘れるんですね。
 
間違っても、「温泉」ではないですからね。たまにいらっしゃるんですが、さすがに温泉を探し当てるのは難しいです。
あくまで、「水」です。
地中を流れる水の上の方(家屋に近いほう)は、あまり清潔でない水が流れていて、深くなればなるほど、清潔な水が流れています。その水を汲み上げるのです。
どの水を汲み上げるかによって、取り付ける井戸の種類が違いますので、次で説明いたします。
 

井戸の種類とは?浅井戸と深井戸の違いについて


井戸の種類は、大きく分けて二種類です。
 
1.浅井戸
2.深井戸
です。
「え、それだけ?」
と驚かれるかもしれませんがその通りでとてもシンプルなんです。
この違いは、見たまんまで恐縮ですが、
・浅井戸=浅い場所の水を汲む装置
・深井戸=深い場所の水を汲む装置
と解釈していただいて概ね正解です。
 
さらにどちらの工事が多いかというと、一般的には、
「浅井戸」
が主流です。
 
浅井戸工事でしたら、最短で1日施工、金額も8万円~可能です。
 
「えっ、浅いところだと、汚いんじゃないの?」
と心配されるかもしれませんが、飲み水とは別ですのでご安心下さい。
水質検査など専門的な話になりますと複雑ですので、お見積もりの時に詳しく説明します。
 
まずは、多くのご家庭では浅井戸工事が主流で、1日で終わり、8万円から可能であるということを知っていただければ十分です。
 

防災井戸


続けて防災井戸についての解説です。
 
ポイントは、被災時の電気が使えない状況でも使えるかどうかです。前に、時間をかけて書いた渾身の記事がありますので、まだ読んでいないという方はぜ、ひご一読ください↓↓
防災井戸が災害時に役立つ手押し自動両用ポンプ
 
本文内に登場するテラルシリーズは、本当にすばらしくて当社の一押しなのですが、顧客第一思想を感じるとても真摯な開発を続けておられます。
 
せっかく井戸を付けるのでしたら、有事の時に使えるに越したことはありません。現在すでにいどがあり電気がないと使えないタイプの井戸を使われている方にも、おススメのポンプシリーズです。
 
では、最後に、なぜここまで井戸の需要が増えたのか、年間500件以上の実績を誇る弊社の考えをお話したいと思います。

なぜ井戸が必要とされるのか?


井戸の使い方は、時代と共に変わってきました。
昭和初期にお生まれの方でしたら、小さい頃に井戸を使っていた方が多くいらっしゃると思います。それが水道管のインフラが整備されはじめてからは、蛇口をひねれば十分な水が確保されるようになりました。
では、なぜ、井戸が見直されているのでしょうか。
それは、地球温暖化による異常気象と災害への危惧たと感じています。
エネルギーと地球環境の話などは専門家に任せるとして、水不足は日本だけではない深刻な問題です。みなさまも、水不足による断水や節水をされたご経験があるのではないでしょうか。
私たちは、水が無限であるとどこかで勘違いしていますが、水は有限なのですよね。それにいち早く敏感に動いた方や災害への備えとして井戸への注目が集まっているのだと感じています。
 
ちょっと、難しい話をしてしまいましたが、井戸を取り付けるメリットは、洗車や家庭農園の水まき、こどものプールや汚れ落としなど、幅広く活躍します。
ひと月の飲み会を一回我慢すれば1年もしないで取り付けらる井戸がほとんどだと思います。
この居心地のいい千葉県を含めた関東圏に暮らす限りは、南海トラフ地震への備えは不可欠と言えるでしょう。
 
この機会に「水」について、ご家族で話し合ってみては、いかがでしょうか?